プロフィール

ゆめのゆき

Author:ゆめのゆき
3匹の猫と暮らしています。
小学校の図書室でボランティア5年目。
子供の頃から本好きで、編集者やイラストレーターの経験もあり。娘の幼稚園で絵本サークルを立ち上げ、小学校でも6年間、読み聞かせボランティアをしてきました。今は特別支援学級の子ども達に読み聞かせする機会をいただき、楽しませていただいています。子ども達は可愛いです♪
イギリスのファンタジー、マザーグース、アリスの本と黄金期のイラストレーターの絵本は、かなりコレクションしています。
少女マンガも好きな作家さんの本はコレクションしています。

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「おてがみ」「さよならさんかく」

Category : 読み聞かせ
 なかがわりえこ作・なかがわそうや絵 福音館書店

 わかやまけん作・絵 こぐま社

さて、ようやく新年度が始まりました。
今年の特別支援クラスは1年生は入って来なかったそうで、2年生から6年生まで、ほぼ今まで通りのメンバーです。今年の6年生は1年生のときからずっと読み聞かせをしてきましたが、なんだか急にお兄さんお姉さんになったみたい。下級生の面倒をよくみてあげたり、今まで歩き回ってた子も、自分から本を選んで静かに読んでいて驚き、嬉しかったです。高学年になっても膝の上に乗ってきたりして、それも可愛かったんですけどね^^
今までは本の返却→セレクト→読書→読み聞かせ→貸し出しの順でしたが、今期初めての授業で返却がないので、まず読み聞かせから入ってみました。

さて、今期の1冊目は、なかがわりえこ、なかがわそうや夫妻の「おてがみ」にしました。
この絵本の表紙に描かれている木、幹は水色で、葉かな?花かな?ピンク色で描かれていて、桜みたいで春らしいなと思いました。
こねこのにおが木の上で歌を歌っていると、大きなピンクの箱が丘を上がって来て。。それは郵便屋さん。さくらまちのたまこちゃんからのお届けもの。おおきな赤い風船に「あそびにきてね」という手紙がついています。喜んだにお。でも、風船は手を離れて飛んで行ってしまい、三毛猫・みーたのところへ。みーたはたまこちゃんからの手紙を読んで、自分がおうちに招待されたと思い込んで大喜び。でもまた風船は飛んで行ってしまい。。今度はくろねこ・くろすけのところへ。またまたたまこちゃんからのご招待かと勘違い?そしてまた風船は飛んで行き、次はとらねこ・どらのところへ。またまたたまこちゃんからのご招待と勘違い。風船をもっとふくらまそうとしたらどらもいっしょに浮き上がってしまい。。たすけてーというと、くろすけ、みーた、におが追いかけてそれぞれのしっぽをつかんでぶらさがります。そのまま風船と4匹のねこは風に飛ばされ、たまこちゃんのうちに向かって来たのを見つけたたまこちゃん。どれだけ驚いたことでしょうね。でも「お友達がたくさんきたわ」とおやつの用意をはじめました。たまこちゃん、モテモテですね。
ちょっと「おおきなかぶ」みたいな展開でしょうか。繰り返しの中に、ねこたちの個性が柔らかい色彩に表れています。木の色のことを先ほど書きましたが、最初のシーンでは黄色い幹に水色の葉だったりして、どこのページも色彩の美しさであふれています。やはりたまこちゃんの家の木はさくらどおりだし、きっと満開の桜なんでしょうね。今の季節にぴったりでした。

もう1冊読むか読まないかで意見が分かれたのですが、短いお話だからと「さよならさんかく」を読みました。わかやまけんさんのロングセラー、こぐまちゃんえほんシリーズです。
「さよならさんかくまたきてしかく♪」昔からのわらべうたですね。それを現代風にアレンジしているのかな。「しろいはなぁに、しろいはなぁに♪」とかわかってきたら、もっといっしょに言って欲しかったんだけどなぁ〜。まぁいいでしょう。
これからも楽しい本に出会ってくれるようにセレクトしてきたいです。


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水族館劇場「この丗のような夢・全」

Category : 映画・演劇
水族館1

水族館2

夕べは3年ぶりに東京に戻って来た水族館劇場の「この丗のような夢・全」を花園神社で観劇。
夕方から雲行き怪しくなって、始まる頃には土砂降りに!
私にとって花園神社でのアングラ劇は初めて。

この劇団とは早稲田の演劇博物館でのシンポジウムに連れ合いが呼ばれ、そのときのご縁で7年前には劇にも出演ということがあり、長いお付き合いなのです。

今回は案内が来ていたにもかかわらず、埋もれていてだれも気がつかず、アブナイところでした。

内容は江戸川乱歩の「パノラマ島綺譚」が下敷きになっているとか聞いていましたが。落ちぶれた女優や脚本家、生き別れの娘、双子だった復員兵、新宿のムーランルージュ、複葉機、馬の骨、白い龍などなど。。レトロアイコンがちりばめられ、ふたつの回り舞台に鯉の泳ぐ池、相変わらずですが、進化してました。
花園神社というアングラの聖地での上演ということで、かなりポップなメジャー指向も?
狭いテントに老いも若きも300人もの客入れ、ギューギュー詰めで動けません。。

連れ合いの本も出している出版社の社長さんもすっかり役者にハマってしまい、今回は女装のオカマさんの役。。棒読み加減も妙な味わいが。。
1部のラストにはお決まりの水芸!今回は10トンもの水が大放出!外も土砂降りで台詞こ聞こえないほど。
この瞬間のために毎回観に来てるお客さんも多いみたい。

今日は千秋楽というので、さらにたくさんの方が見に来られるでしょうね。

水族館劇場の「この丗のような夢・全」
http://suizokukangekijou.com/information/


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「歌川国芳 21世紀の絵画力」展

Category : 美術展・展覧会
府中市美術館2

府中市美術館1

昨日は午後から連れ合いと府中市美術館に行って来ました。
国芳は去年も文化村での展覧会に行ったけど、府中も負けていませんね。
3年前に「かわいい江戸絵画」というタイトルの展覧会はインパクトありましたね!そうきたか!っていう。。
今回も切り口に「カワイイ」や「ヘタウマ」「アニメ」とかを使っての展示、解説が楽しかったですね。
国芳人気はなんといっても猫だって断定してました(笑)。猫コーナー、たくさんあって猫好きとしてはにまにましてしまいます♪
あと、金魚やほうずきの擬人化(マンガチック!)も面白い。
役者絵や判じ絵、西欧の絵の影響(真似)など見応えありました。
来週からは全面掛け替えがあります。
あの骸骨の有名な絵がかかります。

京王線東府中駅から公園のなかを通って美術館に行く桜並木道、満開でした。ここはすいてていいなぁ^^


「歌川国芳 21世紀の絵画力」展  府中市美術館 5月7日まで
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/kuniyoshi21.html


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「SING IN THE RAIN♪ 雨に唄えば」

Category : 映画・演劇
雨に唄えば3

雨に唄えば2

雨に唄えば1

「SING IN THE RAIN♪ 雨に唄えば」マチネ行って来ました!
出かけるときにテレビつけたら京王線人身事故で止まってると出てて慌てましたが、なんとか動き出していてギリでセーフ!よかった~
1階席の一番後ろでしたが、楽しめました!
映画は高校時代にテレビで観たきりだったと思いますが、こんなシーンあったっけ? というのもありましたが、面白かったですね~。
なにも考えずに楽しめちゃう。
あのアダム・クーパーは「白鳥の湖」とは全く違うハッピーな演技。かっこいいなぁ~
やはり土砂降りの雨の中の「SING IN THE RAIN♪」本当に舞台が水浸しになるんですね。面白がって客席に向かってバシャバシャ水を蹴ります。前から5列目くらいまで水がかかるらしいです!
モノクロの無声映画の画面も実際にスクリーンに映し出されて面白かった。あの美人なのに声の悪い女優さん役も力演でした。
gleeでシュー先生とマイクのパフォーマンスはこれだったんだ!っていうのもあったし(映画の再現なのね)、あの名シーンSING IN THE RAINのマッシュアップは、こちらの舞台版からだってことがよくわかります。
多分リアルタイムでロードショウで観たご年配の方でしょうか。たくさんいらしていましたね~。若い方は元の映画を知らないような会話が聞こえました^^ 
カーテンコール、撮影できるの知ってたのに、あわあわしてるうちにたいして撮れず><;ちょっと残念でした。

30日まで。渋谷東急シアターオーブ
http://www.singinintherain.jp


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ミュシャ展

Category : 美術展・展覧会
ミュシャ展3

ミュシャ展2

昨年、この展覧会のチラシを一目見てとても惹かれた。
今まで知っていたアールヌーボーの代名詞みたいなミュシャの作品と違うイメージ。でも、ミュシャだとすぐにわかる美しい絵。
スラブ叙事詩シリーズは、パリで成功したミュシャが50代で帰郷して、祖国の歴史を描いた大作なのだが、時代の変遷の中、時代遅れの絵として、あまり評価されず、しばらく忘れられていた存在だったとか。
私も全く知らなかった。しかもこんなにも半端ない大作!
日本でも話題沸騰で、連日の混雑だというので、早く観に行きたかったのだけど、そろそろ始まって一ヶ月というときになりやっと行けた。
学生証が使えるうちにと卒業前にさっさと観に行った娘などから様子を聞いてはいて、混雑していても巨大な絵だからストレスなく見られるというのと、物販の混雑がとりわけすごいということなども貴重な情報として、心の準備オッケー。チケットは当日購入するだけで長蛇の列らしいので、前もって入手済み。今回初めて新聞屋さんにおねだりして、招待券せしめた。図録も品切れのこともあるらしいし重いので、前もって近所の書店で購入済み。NHKの特番も視聴して、軽く予習済み。

とにかく16年かけて描いた20枚の大作が、入場していきなり現れる。
最初の一枚は、展覧会の目玉、ポスターになっている、青い星空に浮かぶ3人の神と不安な顔の男女の「原故郷のスラブ民族」。
おお。しかし図録の表紙やポスターのような青さとは違う。全体にもっと白っぽい感じでちょっと意外。
音声ガイドはあまり好きではないので借りなかったけど、展示は番号順ではなかったですね。スペースの都合なのかしらん。最初のうちは探して番号順に見ようとしたけど、途中でもう細かいことはいいや、と。描かれた順序なのか歴史の年代の順序なのか、とかね。
それは感動ものなのですが、連れ合いとつい最近ミュシャの話をしていて、ミュシャはどんなにがんばって大作を描いても、偉大な画家というよりもイラストレーターという存在から出ないのは気の毒だというようなことを言っていて、なによぉ~と思ったのだけども、確かにアールヌーボーのポスター画家で一世を風靡したミュシャ。ポスターというのは基本商業目的だし、複製芸術だし、そこはタブロー画家からみれば通俗的な位置になっちゃうのかも、と。それがこびりついていて、大きな絵を見てなぜかなと考えてしまっていたんだけど。光と影、服のひだのコントラストがくっきり描かれていて、美しく立体的、そこが意匠っぽいのかな。そして、描かれている人物は理想的なスタイルで端正な顔立ちがほとんどのように思えた。そこがスタイル画的にも見えるかも・・? まぁでも美術というのは美の追求をしてきているので、美しい人を昔から画家は描いてきたわけだし。そして。売れる絵や王族に気に入られる絵といえば、どんな人でも美しさを引き出して描かねば生きられなかっただろうし。
そして、空間の描き方がドラマチックでうまいと思った。そこで感想の度合いがぐっと大きくなる。
スラブ叙事詩の20枚のうち、最後の5枚の展示室は撮影OK。みんなスマホでパシャパシャ!
そして、次のコーナーはパリ時代のアールヌーボーシリーズ。もちろん花や芸術のミューズの連作や、ミュシャを一躍有名にした、女優サラ・ベルナールの劇場ポスターなど。サラ・ベルナールのポスターは、多分過去のミュシャ展で見たことがあると思うけれども、こんなに大きかったのね~。等身大に近いんじゃ? あと、サラがハムレットをも演じていたことも初めて知ったかも。男役としてはほかにも演じていたらしい。
このあたりのコレクションは堺市など日本にあるものが多い。
そして、パリ万博のパビリオンや劇場のデザイン画なども初めてみるものが多く、こちらも興味をかき立てられた。

70年代に多くの少女漫画家たちが心酔したのは、ヴィスコンティ、デビッド・ボウイ、ラファエロ前派、そしてミュシャだったと思う。
太いアウトライン、あの髪の毛のデザイン、花と星。その影響は作品にも多数現れ、やはりこの先生もお好きなのね、と、こっそりほくそ笑んだり、彼女らの作品を読んで育った私たちにとっては、あ!あれはこれだったんだ!と元ネタに気がつくのが、隠された宝ものを見つけたときのような快感だったりしたものだ。

今回のミュシャ展は、ミュシャの幅広い芸術人生と作品が見渡せるのでオススメです。
新国立美術館で6月5日まで。火曜休館。
http://www.mucha2017.jp


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