プロフィール

ゆめのゆき

Author:ゆめのゆき
3匹の猫と暮らしています。
小学校の図書室でボランティア5年目。
子供の頃から本好きで、編集者やイラストレーターの経験もあり。娘の幼稚園で絵本サークルを立ち上げ、小学校でも6年間、読み聞かせボランティアをしてきました。今は特別支援学級の子ども達に読み聞かせする機会をいただき、楽しませていただいています。子ども達は可愛いです♪
イギリスのファンタジー、マザーグース、アリスの本と黄金期のイラストレーターの絵本は、かなりコレクションしています。
少女マンガも好きな作家さんの本はコレクションしています。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

フリーエリア

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
本・雑誌
370位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
絵本
23位
アクセスランキングを見る>>

フリーエリア

フリーエリア

生誕100年 長沢 節 展 ~デッサンの名手、セツ・モードセミナーのカリスマ校長~

Category : 美術展・展覧会
セツ展1

セツ展2

セツ展3

金曜日は弥生美術館に「長沢 節 展」行ってきました。25日までなので、まさに駆け込み!
ちょうど6月23日はセツ先生の命日というので、1日限定、会場でインタビュー映像を流してくれていました。
それを目当ての方々もたくさんいらしたようでした。

私がセツに行ってたのは、20代最後の年の1年間だけ。
卒業してません。
でもまぁ、4月に入学して、夏休みが終わって2学期になるとどっと減ったなぁ。
基本人物クロッキーばかりだから飽きちゃうのかな?
大原のスケッチ旅行には行きました!先生曰く、コーヒーボーイも連れて行くというのがウケました!休憩時間のコーピータイムがあるのですが、たしか1杯100円だったと思う。カフェオレが110円か120円とか?バイトさん(コーヒーボーイ!ガールもいたけど)に先生直々においしいコーヒーの入れ方を伝授するらしい。
イラストレーターの夢を叶えた田中ひろみちゃん(元ナースなので、みんなナースと呼んでいた)と同期ですが、若い友人もできて楽しかった。唯一年上の、旦那さまが工作舎のデザイナーさんという方もいて、事務所に遊びにいったりもしました。
入学式のセツ先生のお話は印象的で、よく覚えています。
まず、プロのアーティストになるなら結婚してはいけない。というのが第一声だったと思う。
そこで、みんなの反応を楽しみながら(間がうまくて、お話も上手でしたね)、若い頃、戦争が終わってみんな所帯を持つ人が増えて、家族のために住む家を探したり、食糧集めに奔走したりするのを見ていて、違うと思ったとか、そんなことだったと思う。
創造するアーティストはそれではいけないということだったかな。

一度、授業のクロッキーモデルのアルバイトをしたことがある。そうしたら途中でセツ先生が入っていらして、たしかポーズも指示してくれて2、3枚描いてくれた。
ピンクハウスの赤に白抜きの猫柄ワンピースをとてもきれい描いてくださった。布の動きの美しさといったら!
先生好みのほそーいモデルではなかったけど、きれいに描いてくれて、できた絵にささっと水彩で色を入れてくれて、終わったらご自分で壁に画鋲で止めて。ああ、欲しかったなぁ~。そういう人、多いと思います。

モデルと言えば、当時セツ先生のお気に入りのモデル、ポールがいて、私たちもしょっちゅうクロッキー描いていましたが、今回の展示でポールのコーナーがありました!
ポールとの出会いも文章に書いていたのですね。
あまりの気に入りように私たちも先生の彼氏だと思い込んでいたのですが、ポールには奥さん(日本人?)もいると知って大騒ぎ、展示でも、そうこという人もいたけど、バカみたいですって^0^;ごめんなさ~い!でも、先生にとっての理想のモデルというのは本当でしたね。

学生たちの要望も取り上げてくれて、先生のお気に入りの男子学生(名前忘れた^^;)からみんなに伝えたいことがあるので話をしたい、という申し出があり、セツ先生が時間をもうけてくださり「みんな、ぜひ聞くように」と言われたことがあります。
その頃話題になりだした広瀬隆の「危険な話」を読み、原発についてみんなに考えてほしいので聞いてくださいということでした。
セツ先生もいっしょになってその子の話をよく聞いていましたね。
私も興味を持ち、その男の子に頼んでその本を貸してもらって読みました。
そんな時間をつくってくださって、先生にもその男の子にも感謝しています。

夏休みのヨーロッパスケッチ旅行も行きたかったなぁ。映画「ベニスに死す」の舞台になったあの豪華なホテルに泊まるのよ!と言われ、「えーっ?!」と叫んだのは私。先生「そ~よ~、あのホテルよ~!」って嬉しそうに言ったっけ。

短い間だったけど、エピソードはたくさんありますね。
1年行って、イラストの仕事だけじゃだんだんお金も厳しくなってきて、また編集の仕事に戻ったのだったかな。

セツ先生のすてきなスタイル画と水彩の風景画などを見ながら、いろいろと思い出していました。
展覧会では先生の生い立ち、若い頃の写真や原稿などもあって、知らなかったことも多かったですね。がんばって行ってよかった。
そして、なんと今年生誕100年だとか。それを期にセツ・モードセミナーは閉校。あれから行ってないけど、なんとも寂しいです。

展覧会のことを書くのに、思い出ばかりになってしまいました。

生誕100年 長沢 節 展 ~デッサンの名手、セツ・モードセミナーのカリスマ校長~
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yayoi/exhibition/now.html


気にいってくださいましたら、ポチっとお願いします♪
スポンサーサイト

アルチンボルド展

Category : 美術展・展覧会
アルチンボルド1

月曜に連れ合いの代理で上野西洋美術館へ「アルチンボルド展」内覧会に行ってきました!思ったよりもずっと面白かったです♪ 
ただ今回のメインとなる「四季」「四大元素」の8枚のうち、2枚が間に合わず、公開は24日からになるそうで、それが残念でした。
入ってすぐの2枚の自画像、2枚目は紙でできた自画像でこれは初めてみましたが面白いですね〜!
「四季」の「春」は花で描かれた女性の横顔ですが、実物は本当に美しくて驚きました。魚でできた顔の絵は逆に臭ってきそうな。。^^;本でできた顔「司書」も有名ですが、意外に大きい。
ダ・ヴィンチの素描も数点、さりげな~く展示されているのもちょっと驚き。 (私はダ・ヴィンチの素描が大好きです!タブローよりも好き♪)
工芸品もなかなかの面白さでしたよ。
あと、音声ガイドも貸していただけたのですが、竹中直人さんがアルチンボルドに成り代わって説明してくれます。
でもひとつだけ。。「不思議の国のアリス」のテニエルの描いた挿絵、公爵夫人のモデルと言われる(てかそのもの!)醜い公爵夫人の肖像の素描がでていて、その解説では「不思議の国のアリス」の「ハートの女王」のモデルと言っていました。。。うう。。それは違うよ!と声を上げそうに。。だれかが気づいて直してくれるといいけど。。ちなみに図録にはその下りは出ていませんでした。
そして、話題になりそうなのが、入り口にある「アルチンボルドメーカー」。アルチンボルドに自分の顔を野菜で描いてもらったら。。という夢の企画です!スマホで正面、右向き、左向きと3パターン撮れますよ!これはぜひ撮って、皆さんで投稿すると面白いと思います!
最近の美術展はエンタメ要素満載で楽しいですね。グッズも充実しているし。
9月24日まで。夏休みには混み合いそうですね。

アルチンボルド2

公式サイト
http://arcimboldo2017.jp/


気にいってくださいましたら、ポチっとお願いします♪

サラちゃんとおおきなあかいバス

Category : 読み聞かせ

ジェーン ゴドウィン 文/アンナ ウォーカー 絵/石津ちひろ 訳 光村教育図書

小さいサラちゃんは、おねえちゃんといっしょに赤いスクールバスに乗って学校に行きます。でも、バスはいつもガヤガヤうるさいし、おねえちゃんは友達のとなりに座っちゃうし、一番前の特等席にはいつも先にだれかが座っちゃう。ある日、おねえちゃんが風邪で学校をお休みしたので、サラちゃんは一人で学校に行きます。帰りも一人で赤いバスに乗ります。ところが、ついウトウトして、すっかり眠ってしまい、いつも降りる家の前の停留所を通り過ぎ、車庫まで行ってしまいます。だれにも気づかれずに。運転手さんも降りてしまいます。あたりは薄暗くなっています。
さぁ、どうしよう?
子ども達はザワザワ。。バスの人ひどいよ〜!って。まぁ、たしかに普通確認するよねぇ?
真剣な表情の子もいます。サラちゃんの気持ちになっているのかな?

さて、しばらくして目が覚めたサラちゃん、どういうこと?おうちに帰りたい。。と泣き出すと。。
バスの運転手さんが来てくれた!
そして、赤い毛布でサラちゃんをくるんで、一番前の特等席に座らせてくれた。
優しい運転手さんはそうしておうちまで送り届けてくれたのです。
よかったよかった。
おねえちゃんも迎えでてくれたから、きっと風邪も治ったんだね。

この絵本のすてきなところは、こんなあたたかいストーリーもですが(作者のゴドウィンさんが学校訪問をした際、こどもたちから聞いた話をヒントにしてできたそうです)、絵もすてき。見開きでバスのルートを線で表現、町の地図のようになっています。描き込みすぎずシンプルだから、子供の感覚に近い気がします。


気にいってくださいましたら、ポチっとお願いします♪

おとうさんは、いま

Category : 読み聞かせ
 湯本 香樹実・文/ささめや ゆき・絵 福音館書店

図書館で見つけました!湯本 香樹実さんとささめや ゆきさんのコンビ絵本です。
父の日も近いので、今週はこれにしようと決めました。

おとうさんから、お仕事で遅くなるって電話がかかってきました。絵本を読んでくれる約束だったのに。。まゆちゃんは不満顔。
窓の外をみながら、まゆちゃんは、おとうさんはいまどこにいるのかな。。と考えます。
会社でお仕事しているおとうさん、もうすぐお仕事はおしまい。
もう電車に乗った。
駅をおりていま商店街を歩いてる。
商店街を抜けて、川沿いの道を歩いてると。。川に住んでるカッパのガタロウに見つかっちゃった!ガタロウにつかまると、カッパの国に連れてかれちゃって、おうちに帰れなくなる!おとうさん、逃げて逃げて!
足の速いおとうさんだけど、工事中で行き止まり!どうしよう!!

始める前にはざわざわしてた子ども達、みんなお話に入り込んで、固唾をのんでいます!

その後、どうやって帰ってきて、約束通り絵本を読んでもらったかは、ぜひ絵本を見てくださいね〜!
ああ、面白かった!
とってもすてきな絵本です。買っちゃおうかな♪


気にいってくださいましたら、ポチっとお願いします♪

ムットーニ・パラダイス展

Category : 美術展・展覧会
ムットーニ展

ムットーニ展2

日曜日に世田谷文学館へ「ムットーニ・パラダイス展」へ行ってきました。
朝、NHKEテレ「日曜美術館」を見ていたら、展覧会情報で紹介されていました。
うわ〜。午後から行こうと思ってたのに。混んじゃうかも〜。。
いつも混みそうな美術展は平日午後に行くとこが多いのですが、今回ばかりは土日にムットーニこと武藤政彦さんご本人によるギャラリートークがあるので、週末に行くことにしていました。
もう10年前になるんですね。やはりこの世田谷文学館でのムットーニ展でも、ご本人のいらっしゃる日にあわせて行きました。
ムットーニさんのような自動からくり人形作家というのは世界広しといえほかにはいないのではないでしょうか? 設計から人形デザイン、制作、音楽、朗読と全部ひとりでつくるからくり箱の小さな世界。
世田谷文学館には常設でムットーニさんの作品が現在6つあります。(7つだったかな?)
そのうち「猫町」「山月記」「月世界探検記」の3つは古く90年代からあり、ここに来るたびに毎回みています。娘は幼稚園くらいのときからみているので、かなり影響を受けていますね。「猫町」はかなり好き。私も。
今回はどんな新作がみられるかと楽しみにして行きました。
前半には昔描いた油絵作品や人形のパーツの展示などもありました。
ほどなくして、14時からのムットーニ本人によるギャラリートークが始まりました。いや〜、やっぱり大勢の方がみえていて、それほど広くない会場はぎっしり。赤ちゃん連れの方も何組かいましたね〜

最初は新作「アトラスのの回想」原作は中原中也「地極の天使」。「題のない歌」萩原朔太郎・原作と文学系が続き、その後、ミュージックホールのジャズシリーズの音楽系。そして宮沢和史「かきかけの歌」にのせた「スピリット・オブ・ソング」に続き、最後はやっぱりご本人のお気に入りらしいパイプオルガンにのせて天使が舞い上がる「カンターテ・ドミノ」。最後の二つ以外は初めて見ました。
相変わらずのすばらしい作品です。
ギャラリートークはそこで一旦終わり、残りの作品をみました。初めて見る作品と以前みた作品と半々くらいだったでしょうか。
ムットーニさんの作品はこうしてみると、文学系と音楽系のふたつに大きく分かれると思います。
文学系は、ご本人による朗読(ナレーション)がとても雰囲気があって好きです。BGMもご自分で演奏しているものもあるようです。明治大正の作家の作品が多いでしょうか。村上春樹やブラッドベリもありますが。
音楽系は既存の音楽にあわせてナレーションなしで人形の動きや奥行きのあるステージの面白さがありますが、この日は調整中の作品があったようで、その作品をみているときはいいのですが、ジャズの音が大きく、ほかの作品の鑑賞にはちょっと音がかぶってしまい支障があるなぁ。。と思ってしまった。
アンケートは書き忘れましたが、受付の方にはちょっとお伝えしました。
たまたま調整中だったのだと思うので仕方ないですが。。

そしてやっぱり「猫町」は落ち着きますね。あの世界観は。
図録はもうとっくに見に来た娘が買ってきたので、限定DVDを購入しました。先に書いた文学館所蔵の3作に新作3作も入って1500円!
実は芥川龍之介「蜘蛛の糸」だけ、見られなかったのが入っていたのでDVDで見られるのはありがたい。そして「猫町」がいつも見られるのはうれしい。
カフェで一休みして常設展をみたりしているうちに、16時のギャラリートークも始まる時間になってしまい、もう一度見るかどうか迷いましたが、後ろ髪を引かれつつ世田谷文学館を後にしました。

ムットーニ・パラダイス展 6月25日まで 世田谷文学館
http://www.setabun.or.jp/exhibition/exhibition.html

ムットーニ公式サイト
http://www.muttoni.net


気にいってくださいましたら、ポチっとお願いします♪